近況

昨年の日記から約1年。もはや日記ではなく1年間の報告だが、完全に自分の為の記録として久しぶりの日記を。
id:riekopandaさんには相変わらず、更新してください!!て言うぐらい、ひとさまの日記を楽しみにしているのだが、それにしても、以前あんなにいたきんきふぁんのはてなユーザーはどこへいってしまったのだろう。ついったー? 


ここ最近の出来事として言えば、久しぶりにid:mokumoku9さんにお会いした。数年ぶりの再会が、ゆずきれおん退団公演のライブビューイング会場……終演後はそのまま日比谷までご一緒させていただき、無事に退団パレードも見ることができました。ありがとうございました。劇場の前を歩くゆずきさんはとてもおきれいで、清々しかった。あの場で見ることができて、ほんとによかった。そしてその数日後、初めてお隣のお席で観劇。知り合ってだいぶ経つが、初めて一緒に観たものがきんききっずでも若手俳優でもなく、雪組公演……(しかも別箱公演)改めてたからづかこわいと思った。
あとはきんききっずが育毛剤のCMに出る日が来ようとは……時間の流れに驚く。そして今年で18周年て、え?わたしが彼らを好きになってからもう20年以上たつの?デビュー18周年おめでとうございます。


以下自分用記録




久しぶりに記録を記そう、と思いついたのは、初遠征をしたからだ。
宝塚歌劇は、兵庫県と東京都で常時公演が行われているので、わたしは東京公演が比較的容易(距離的な容易さ)に観ることができる。わざわざ遠征しなくても、どうせ数か月後には東京でやるんだし、とずっと思っていた。しかし今回は、ご贔屓が羽根を背負う(と思われる)初の公演で、その初日を見なくていいのかと言っていただき、つい初遠征の運びとなったのだ。
遠征までしてしまうと、自分が本気のファンみたいなのでそれだけは避けたい、とずっと思っていたし、今でもそう思っている。そこまで嵌っている自分を認めたくない。しかも今回の初日は台風直撃の日だった。現地でお天気が大荒れの様子を見ながら、こんな中わざわざ新幹線で来るなんて正気の沙汰じゃないな……と自分に対してぼんやり考えるほどのお天気だったし、翌日、じつは昨日関西に行ってたというと、たいていの人からあきれられた。地元JR止ってたし!避難準備のエリアメールが電車の中で鳴り響いてたし!
しかし、初めての遠征は、幸せしかなかった。ほんとに幸せだった。あのホームグラウンド感すごい。
少しでも安く!と朝早くの新幹線だったため、開演まで数時間もてあますことになる、と心配していたのだが、id:mokumoku9さんにはムラ*1に行けばあっというまに数時間たつ、と事前に教えられ実際その通りだった。開演前の時点で、もう今ここで帰っても満足すごい幸せー!と言っていたら、始まってみたらそんなもんじゃない幸福感だった。お芝居で泣いて、ショーを見て泣いて、帰りの電車の中で偶然会った知人と話しながらまた泣いた。かわいすぎて泣く、なんてことがあるなんて最近まで知らなかった。
本当に行って良かった。たぶん、行かなければ後悔した。
逆に、行かなけばよかった、と思う点としては、あまりの幸福感に再度行きたくなってしまいチケットや交通手段を頻繁に検索してしまっている、とことがある。今すぐにでも行きたい、住みたい。
自分がこんなに観るようになる前は、たからづかの羽根=意味わかんないけどなんか背負ってる、という程度にしか思っていなかった。それが、ご贔屓があの羽根を背負っている姿を目にしただけで泣く、ということになるなんて過去の自分に言っても絶対に信じないだろう。そもそも、一年前の自分に「(ごくまれにだが)入り待ち出待ちをするようになる」と言っても笑い飛ばされる気がする。一年前の時点ではご贔屓はのぞみさん、と言うまでにはなっていたが、ここまでではなかった。絶対にしない、と言い切っていたのにどうしてこうなった。

昨年の日記に自分で

何かきっかけがない限り、しばらくはこの状態が続くのかと思うと自分でもぞっとする

と書いているが、「この状態」どころではない。わたしをこの沼にはめた本人は、日々プ女子として楽しそうにしているのに、こちらはどんどん嵌っていく一方だ。お金も時間も全く足りない。趣味の世界はどこも同じだと思うが、上を見ればきりがない。この人たちどうやって収入を得ているんだろう、という観劇回数のひとたちがごろごろいる。それを見ているとどんどん感覚が麻痺してしまい、チケットを申し込む数が増えていく。時間もお金も有限なのに!

会いに行けるアイドル、というコピーを以前よく目にしていたが、タカラジェンヌにそのコピーを使えばいいのに、と思っている。非公式のファンクラブに入れば直接お手紙を渡すことができて目を見て受け取ってくれる。ファンクラブの規模によっては数メートルお隣を歩いて直接お話しすることもできる。公演期間中に1度は、お茶会という名の不思議なイベントもある。よくきんきちゃんに対して思っていた「いま何のお仕事しているのかしら」ということもなくて、千秋楽の次のお稽古が始まる日まで教えてもらえる。何なら1年先のスケジュールまで発表になっている。毎日専門のCS放送で何かの舞台が放送されているし、なにより公演期間中は舞台上に立つ素敵な姿を目にすることもできる。なんて親切なの!と驚くが、そのすべてに対して費用が発生しているのだ。おそろしい。
100年続いている*2ということはそれだけの沼なのだろうが、それに気が付くのは沼に落ちた後だからもう遅い。
来年ここを更新することがあるとしたら、どうかそのときには少しでもここから這い上がっていますように。

*1:理由は知らないが、ヅカオタは宝塚のことをムラという、なぜなのだろう

*2:2014年で宝塚歌劇は100周年だった